文/平川晋一
9月30日の神奈川樂会は、ヒーリング・タッチの3大要訣の一つである、「形を感じる」、そして「意図の働き」をテーマにして、開催されました。
術者が相手の腰と腹の形を感じながらヒーリング・タッチ。
腕を掴まれた状態で、術者の意図を「掴まれている」状態(写真左)から「掴ませている」状態(写真右)へと反転させる。
水の入ったグラスを持ち、術者は「グラスを持っている」 (写真左)という意図から「(グラスを通じて)水を持っている」(写真右)という意図へと注意を移し替えていく。
身体の骨などの「形を感じる」時に、骨格模型はとても有用です。
今回は初学者が取り組みやすい、基本的なタッチ感覚と簡単な意図だけで実行できる術を取り扱いました。
ヒーリング・アーツはこのようにタッチ感覚に基づいており、頭ではなく身体でもって理会していくところに特徴があります。
次回は10月28日(日)に開催予定です。