文/佐々木亮
5月27日の神奈川樂会は、ヒーリング・アーツの基本である、意識の<クロスオーバー>を基本としつつ、ヒーリング・タッチを様々な方面に応用する初〜中級者向け稽古会を執り行ないました。
ヒーリング・タッチによって身体各部を意識化していくと、普段とはまったくことなる、粒子的で柔らかな身体感覚で動くことができるようになってきます。
今回は、身体各部のヒーリング・ポイントを一つ一つ意識化しつつ、相対で向かい合い、術[わざ]をかけあう稽古も行なっていきました。
例えば、相手に腕を強く捕まれたり、後ろから羽交い締めにされるなど、様々なシチュエーションでヒーリング・ポイントを意識していきます。
すると、かけ手はほとんど力を使うことなく、受け手は自然に力を抜かれ、姿勢を崩されてしまいます。
このような稽古は相手を倒すことが主目的ではありませんが、ヒーリング・アーツの各種メソッドにおいて、心身の運用が正しくできているかを確認するのには非常に有効です。
次回の神奈川樂会は6月24日開催です!
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