文/道上健太郎
2017年12月3日(日)、広島市内において「ヒーリング・エクササイズ入門」を開催させていただきました。
今回、参加された方が元々興味をお持ちである程度内容を知られているということから、一部扱うだけの予定だった肥田式強健術の話題が中心となったため、そこと絡めてヒーリング・アーツのアプローチを紹介していく形で進行をすすめさせていただきました。
肥田式は今でも本人の著作が手に入りますし、紹介としてはそれこそかつて高木先生が初心者に分かりやすく手に入りやすい形でまとめた2冊の本があり、興味を持って研究している人々が今でもいます。
多くの流派や体系で「丹田」が重視されているので、その鍛錬を徹底して行なっているものとみなされている肥田式はやはり興味を持たれるのでしょうか。
何が魅力なのでしょう?
強大な力が得られるということでしょうか?
それともその効率的な身体の使い方でしょうか?
強烈な健康でしょうか?
私自身が現在感じられているのは、異様なまでの充実感。
そして全身全霊を余すところなくブチ込んで鍛錬できていると実感できる満足感でしょうか。
現在、各地のヒーリング・アーツに関するイベントで「仮想身体」を根本に据えた学びが行なわれているのは、ほとんどの方は不足も余分もないありのままの自分の身体を知り、それを十全に扱う、という当然でもあり大前提でもあるスタート地点に立っていないとみなされるからです。
意識的に動く、その前に実は意識できている部分がかなり少なかったり誤って意識されていることを明らかにする必要があります。
今回のイベントでは身体と意識を正しく一致させることと、そうして認知できた部分を全て活かして動く、という順番で進めていきました。
実際に行なっていく中で、「こんなにキツいものだとは想像していなかった」というご感想をいただきましたが、一回行なっただけでもカッと体が熱くなる大運動になるということを味わっていただけたと思います。
今回肥田式を採り上げたのはイベントの主催である私(道上)が高木先生に学ぶ前に何かしらの他流他派に所属して身につけたものがないから例示できるものがそうなった、という事情もあります。
参加された方が今回の学びを元に、御自身が身につけたり体験されたり日々実践されている様々なものにフィードバックされることがあったか、共通して活かせるものがあったか、また今回学んだことそのものによってどのような影響があったか、そういった取り組みをしていただけるのを期待しております。
参加していただき、ありがとうございました!
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毘沙門会の今後の予定としては、山口県において1月27日(土)と2月24日(土)の開催を考えています。
また、広島に関しては日程は固まっていませんが、2月か3月に開催したいと思っております。
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