神奈川樂会 ご報告

文/佐々木奈緒子

2018年2月25日(日)、神奈川樂会を開催しました。

今回は、<強圧微動術&ヒーリング・アーツ 体験・稽古会>ということで、ヒーリング・アーツの基礎を学んでいただきながら、強圧微動術やヒーリング・アーツの体験時間もたっぷり設けていきました。

手ほどき等、ヒーリング・アーツの基礎のメソッドをよく実践して、心身が滑らかに動くようになってから、この時ヒーリング・ネットワークで話題になっていたあるメソッドを実験的に行なってみました。

 

NPO法人ヒーリング・ネットワークの公式サイトにて、高木美佳先生により連載中の「ヒーリング・アーツとともに」の記事「ヒーリング・タッチは音楽的」で、「オンの音楽」と「オフの音楽」がご紹介されています。

こちらを神奈川樂会に初参加の方に実際に聴いていただき、<蓮華掌 第2段階>のメソッド(高木一行先生の著書『奇跡の手 ヒーリング・タッチ』でご紹介されているメソッド)も体験していただきました。

ヒーリング・タッチは音楽的」の記事中でご紹介されている「その3 オンの音楽(1)×1→オフの音楽(1)×2」を聴きつつ、<蓮華掌 第2段階>のメソッドを術者である私が実践した様子が下の写真です。

写真左が術[わざ]をかける前、写真右が術をかけているところ(クリックすると拡大)

 

「その4 オンの音楽(1)×1→オフの音楽(0.5)×2」を聴きつつ、<蓮華掌 第2段階>のメソッドを術者が実践した様子は次の写真です。

 

1枚目と2枚目の右の写真の違いがわかりますでしょうか?

1枚目の右の写真は、被術者の身体がひと塊になって直線的に倒れているのに対し、2枚目の右の写真は身体全体が滑らかに崩れるようなかたちで倒れています。

術者の私も、受け手の方がより粒子的に、滑らかになっているのが伝わってくるのがはっきりとわかりました。

オンの音楽とオフの音楽について、こちらでは詳しくはご説明しませんが、高木美佳先生の音楽によって、ヒーリング・アーツの体験を深めたり、術を磨いていくことが可能となります。

こちらの音楽について、ヒーリング・アーツ・トレーナーの感想もご紹介されている記事「ゆっくり、柔らかく、粒子的に」もありますので、あわせて是非ご一読ください。

 

今回、神奈川樂会に参加していただいた方は腰痛をお持ちだとのことでしたので、腰に熱鍼法の施術や、強圧微動術も行なわせていただき、樂会が進むにつれ、身体がほどけ、流れがよくなってきているのがよくわかりました。

 

次回の神奈川樂会は、3月25日(日)を予定しています。